こ のペー ジは、振動騒音 解析に関するホームページです.振動騒音問題を解決するための、ツールの販売、サポートセミナー 、コンサルティングを 行なっています

振動・騒音の対策
実験手法の検討・確立
システム・ソフトの検討
NV Solutions,Inc.

ホーム > 製品情報 > コンサル
 > 事例 >音響製品の対策指針


音響製 品の対策指針
Keyword:音と振動の寄与・対策箇所の特定

音響装置の音質改善のため問題点を把握し、対策箇所の特定を行い、対策を考えます。
装置の前方2mの位置での音と、音響装置の振動の寄与が高い箇所と周波数を確認します。

測定・解析システム
  
  加速度計とマイクロホンによる測定

測定データ例
         解析対象イメージ図
     

データの計測
 時系列データを計測します
  音響装置の前方2mの位置にマイクロホンを設置します。
  計測は、インパクトハンマーの加振による計測、実稼働時の計測、どちらでも対応できます。
  音響装置の各面をそれぞれ5点加速度計で計測し、マイクロホンとの相関を求めます。
  今回の計測は加振を行い、その時の加振力と加速度5ch(各面)とマイクの時系列を計測しました。
  音響装置5面のため計測を5回に分けて、計25点のデータ計測を行いました。
  所要時間はセンサーを移動して5面の計測のため、1時間程度でした。
  事前準備の方が時間がかかりました。

音響装置の前方マイクロホンと振動の相関結果
装置の正面(特にスピーカー前のパネル)と背面に相関が見られます



更に解析を進め、以下は主成分分析結果

  横軸:周波数 縦軸:加速度ch番号


前面のスピーカ部分は、ほぼ全周波数領域、背面は低周波領域で振動し、前方のマイクロホンとの寄与が高い事が確認できました。
この結果から、対策を進めました。


戻る